基礎工事

2007 5/15 

新しい現場が始まりました。
解体した住宅の旧基礎は底が平らなべた基礎だったのでスラブ底を乱さず取り除くことが出来ました。

武蔵野台地はオレンジ色の関東ローム層の上に黒土(火山灰の黒ぼく土)が被っています。黒土は水の通りは良いのですが水を含むとすぐにぬかるみになり締まることがありません。新しい基礎の梁下をオレンジ色の関東ローム層に達するところまで掘り下げます。

2007.6/6 

基礎はスラブオングレード(端厚逆梁式のべた基礎)です。

スラブ(コンクリートの床版)の底になる部分は、関東ローム層の赤土に土地盤改良材を加え、ランマーで圧密しながらマウンド状に仕上げます

2007 6/6

地中梁の部分を掘り終った後、スラブオングレードの側面の型枠を2x6材で組みます。

 2007 6/7

断熱材と防湿シート

  2007 6/18

配筋完成 

2007 6/19

床暖房配管 

ポリブテンパイプの床暖房配管をコンクリートスラブの床に埋め込みます。
 

2007 6/21

コンクリ-ト打ち 

気温が高い日のコンクリート打ちは硬化が早くて大変です。左官の中岡さんと昼食も取らずに仕事し続け夕方までにスラブの金ごて押さえを終わらせました。

この後、コンクリートに1.2m間隔の碁盤の目に目地を切り、スラブ表面から急速に水分を失わないよう養生します。

© 磯矢建築事務所                                                   | 目次 |戻る