新しいプレート境界図、各地の主な活断層図集

 

西南日本のブロック断層モデル(西村 卓 京大)

GPS局による地盤の動きの観測、微小 地震分布、活断層の位置を参考に、試行錯誤の上決定した。いくつものプレート境界に分断されている。

図1. ブロックの位置と微小地震分布(1998-2015 年の深さ30km 以浅の気象庁一元化震源)

図2.ブロック境界でのブロック間相対運動速度(単位mm/yr).

東日本のプレート境界

棚倉構造線

千島海溝の地殻ひずみ 千島前弧スリバー(Kuril forearc sliver) M9 十勝沖

 

 

関東フラグメント  遠田 晋次 産業技術総合研究所

 

関東平野下には特殊な状況がある。

武蔵野台地の下40〜100kmの深さには、太平洋プレートが沈み込むときに出来た関東フラグメントと呼ばれる破片(100kmx100kmx25km厚)が、太平洋プレートと大陸プレート、フィリピン海プレートの間に挟まっている。

 

 

 

 

3層構造、神奈川、三浦半島下では4層構造になっている

http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2008/nr20081010/nr20081010.htmlhttp://usgsprojects.org/fragment/

動画をダウンロードして見ることができる。(英語)





迫る関東南部の地震(あるいはスロースリップ)。

神奈川県南部や房総半島は、南から北上するフィリピン海プレートに押され最大年間3cmずつ北北西に動いている。

 関東大震災(1923)で、相模湾から、三浦半島、房総半島間のひずみ(300年前の地震(元禄関東地震、1703)から6m分)が解放された。相模湾岸、三浦半島、房総半島は地震後震源域の上で大きく隆起した。房総半島先端には隆起の跡が過去16回分ある。今まで最短周期200年と思われていたが、最近、別の場所の調査より異なる隆起の間隔があることが分かってきた。(今村、産総研 宍倉)

 房総東側沖には9m移動分のひずみがたまり続けていて関東大震災の震源域をはるかに超えている。M8クラス (西村  京大)

NHKスペシャル MEGAQUARKV よみがえる関東大震災 首都壊滅・90年目の警告2013 9/18

房総沖 陸側プレートがフィリピン海プレートに対し南東方向にスロースリップを観測

 

各地の主な断層図

産総研オンライン地質図

産総研活断層データベース

 

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